
大雨、長雨の影響は?
芝生管理よろず相談所、所長の林重人です。
地区ではによって少し異なりますが、やっと大雨、長雨の影響から逃れられそうな天気になってきました。昨年のような猛暑、残暑とは違う形での気象の影響は必ず芝草に出ているはずですので芝生の様子を良く観察して適切な管理を行ってください.
現場によって具体的には異なりますが土壌中が長雨の影響で土壌空隙の気相が液相に替わり嫌気状態になっていることは間違いないと思います。
こうした土壌の状況では芝草に対しての有用菌だけでなく微生物総量が下がっているので病気が発生しやすい状況だと思います。かといって過剰な殺菌時の散布は、土壌微生物量の回復を妨げる結果となります。
またカリなどの流されやすい肥料成分も減っていると思います。ナーセリーのような新しい砂で造成したての保肥力のないエリアはすべての肥料成分不足の影響受けていると思います。
回復のための更新作業をしっかり行いたくなりますが芝草の体力の状況によっては裏目に出る可能性もあります。芝生の体力と土壌の現状をしっかり把握してから改善策を実行してください。
これだけの大雨、長雨の影響は、水だけの問題だけでなく日照不足からくる光合成量不足も今後どう影響してくるか来春の芝草の生長が安定するまでは要注意だと思います。
