
ナーセリーの管理
芝生管理よろず相談所、所長の林重人です。
芝生にアクシデントがあり枯れた時、回復に時間がかかる時などは張替を行います。この時の芝を別途準備しておきます。この圃場をナーセリーと呼びます。
バブル期以降、コスト的に専門生産業者から買ったほうが安いとか、維持する人手がないなどで廃止するコースが増えましたが、最近の猛暑続きの夏でベントグリーンにダメージを受けて実際に購入しようにも需要が多すぎて市場に芝がなく大騒ぎになり最近は再び作るコースも増えました。
種子からゼロの状態から芝生を作る技術は、ぜひキーパーに見に付けてほしい技術だと思います。通常のグリーン維持とは異なる多施肥管理を行なえば短期間で芝を生えそろえることはできます。そこからグリーン用に仕上げていく感じになります。
ナーセリーの管理を通常の管理作業の空いた時間に行うスタンスでは使えるような芝にはなりません。刈込は通常作業の中に組み込んでください。そして、肥培管理は、出来上がるまではグリーンとは別物です。
画像のナーセリーは、軽井沢で9月上旬播種で、1月半ほどの状態です。私が指示した多施肥栽培でキーパーが短期間で仕上げてくれました。
ナーセリーは新しい資材のテストや農薬混合のリスクチェックなどキーパーの知見を広げるための実験場にもなっています。
